生のタケノコが店頭に並んでいます。
水煮のタケノコを買って食べることはあまりありませんが、新鮮なタケノコのバター醤油炒めは大好きなので、毎年、春は生のタケノコを買って季節を感じています。
そろそろ季節が終わりそうなので、あわてて買いました。
今回は皮をむく前の状態で30cmぐらいのタケノコが598円でした。
皮が3、4枚残る状態までむいて、下の方の黒いツブツブをそぐように切ったら、穂先の固い部分の皮を少し切り落として準備完了。ぬかでゆでるのが一般的ですが、ちょうどご飯を炊くタイミングと同じだったので、お米のとぎ汁を使いました。コトコト1時間ぐらいゆで、そのままゆで汁につけたまま冷ましました。
1回の料理で食べきるには大量なので、3種類に分けて食べました。
年に1度のタケノコ三昧。
(1)バター醤油炒め
タケノコの先の柔らかい部分だけを使います。
食べやすい大きさに切って、バターで炒め、醤油をフライパンの端からひと回し。
これだけで本当に美味しい。下準備がちょっと面倒でも、出来立てアツアツを食べると、生のタケノコを買って良かったと思います。
(2)土佐煮 (冷凍もOK)
下のほうの固い部分は土佐煮にします。
正直、土佐煮という名前をずっと知らずに育ち、母が作る「甘辛く煮てかつお節であえたやつ」と呼んでいました。
たぶん、普通の土佐煮より、私が作るのは味が濃いめかもしれません。甘辛く仕立てたダシ汁で2、30分くらい煮たら (適当です)、冷ましながら味をしみ込ませ、煮汁を切ってかつお節とあえます。
冷めても美味しいですし、濃いめなので白米とぴったり。お弁当のおかずにもしますし、冷凍保存もします。
お好み焼きにぴったり
今回初めてお好み焼きに入れてみました。1、2cmに切って生地に入れたのですが、ダシとかつお節のうまみをたっぷり含んでいるので、思いがけず美味しかったです。歯ごたえも嬉しい! 食べきれなかった時の活用法としてはおすすめです。
(3)ちらし寿司の具
2、3cmぐらいに切り、土佐煮よりも薄味でさっぱりめに煮て、ちらし寿司の具にしました。私は他の具もたっぷり入れてしまうので、タケノコ寿司とは呼べませんね。
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