簡単手作り　エビのさつま揚げ（レシピ付き）

さつま揚げと呼んでいいのか実はわかりませんが、すり身の揚げものです。

無類のエビ好きの私は、たまにエビトーストを作るのですが、エビ部分だけ揚げても美味しいなと思ったのが始まりでした。

エビトーストの場合は、高級感たっぷりにエビのすり身だけで作るのですが、トースト部分がなくなる分、もう少しかさ増しして、ふっくら感を出せるものが欲しいと思い、ハンペンを入れることにしました。

ハンペンはおせちの伊達巻き作りでも使われますし、安くてお手軽。
ミキサーであっという間に下準備が終わります。

お弁当に最適

麺つゆとエビのうまみだけで十分なので、塩などは無しで、そのまま食べられます。むしろ少し味は濃いめかもしれません。

冷めても美味しいですし、お弁当のおかずにも最適です。

残念ながら冷凍はNG

でも残念ながら、冷凍には向かないようです。

実際に試しましたが、自然解凍でスが入ったような状態になり、もともとはしっとりプリプリだったのが、パサパサになりました。おすすめしません。

では早速、作り方をご紹介します。

＜手順＞
・エビはカラと背ワタをとり、塩もみをしてから流水でよく洗う。キッチンペーパーで水分を吸いとり、小さくきっておく。
・ハンペンを小さくちぎってミキサー入れる
　※大きいとミキサーが回りにくいので、できるだけ小さいほうがいいです。
　※使用するのはブレンダーでも何でもつぶせるものならＯＫだと思います。
・卵、麺つゆを加えてミキサーにかける。
　※水分が少ないので、回らないかもしれません。時々かき混ぜる、振るなどをすれば回りやすいと思います。どうしても回らないようなら、少量のお水を加えてみてください。
・クリーム状になったら、エビを加えてさらにミキサーにかける。

・ボウルに中身を出し、玉ネギを加えて全体をよく混ぜ合わせる。
・鍋にサラダ油を入れ、中火にかける。
・さい箸を入れてみて、シュワシュワとお箸から細かな油が立つぐらいまで加熱したら、作っておいたエビとハンペンのミックスをスプーンでひと口サイズ程度とり、そっと油に落とす。お鍋の大きさに合わせて、ひっつき合わない程度の量を順次油に落としていく。

大失敗例

このハンペンのミックスさえあれば、エビの代わりに、他の食材でいろいろ作れると思ったのですが、結局エビが良い、エビだけが良いという結論に達しました。

ちなみにイカ、タコは試していないので、これらはエビと同様にうまく作れるかもしれません。

私と同じように試そうと思う方もいるかもしれないので、トウモロコシ、明太子を使って失敗した例だけお伝えしておきます。

トウモロコシ
つなぎが卵だけなので、重みのあるトウモロコシを使うと、油に落とした瞬間に1粒ずつばらけて、お鍋の表面全体がトウモロコシに埋め尽くされます。
慌てて残りのミックスに片栗粉をかなり入れたのですが、やはり思うほどには固まってくれませんでした。

小麦粉を使ったら違ったのでしょうか？　あるいは天ぷらのように表面に衣をまとわせると違うのかも。

あまりつなぎを多くすると、肝心の味がどんどんぼやけてくるし、なんか少しテンションが下がってしまったので、ひとまずトウモロコシはもう作らない気がします。
美味しくできるレシピがあれば、教えてください。

明太子
明太子味のさつま揚げは絶対に美味しい！と思って、早速、このレシピのエビの代わりに明太子をひと腹入れました（もちろん皮はとって）。

トウモロコシのように固まらないという問題はなかったのですが、なんというのでしょうか、お好みなのかもしれませんが、加熱された明太子はかなりパサパサですよね。それが舌ざわりを悪くするというか、ふむ、味はさておき、その食感で私的にはＮＧでした。

エビ版は本当に美味しいんですよ。お弁当やおかずにもヨシ、お酒のおつまみにヨシです。少し麺つゆの量を減らして、食べる時にショウガ醤油をつけてもいいかもです。どうかお試しください。

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