下着を自作してみた「ボクサーショーツ」(2)

裁縫など

前回、ボクサーショーツを自作して以来、ウィンドウショッピングで既成のショーツの構造をあれこれ盗み見をし、それをふまえて再度作ってみました。

生地の節約もあり、試作段階では実寸の必要はないと思ったので、着古したタンクトップを使って1/2サイズで作りました。
(よく見ると毛玉やほこりがたくさんついている! 気づかなかったことにしてください)

既成品を見る限り、前側のVラインの部分が少し上に上がっているのですよね。
つまり、前側は後ろ側よりも短くし、後ろ側が少し前側に出た形になります。
前回、前と後ろをまったく同じサイズで作ってしまい、太ももの前面に生地が当たり、少し引っ張られる気がしたのは、この処理をしていなかったからだと思われます。

今回は前側を3cmほど短く作り、子供用のトルソーにはかせてみました。
前後左右は写真の通りです。いい感じではないでしょうか。

できるだけエロく見えないようにクロッチの部分も写真に撮りました。

クロッチも黒い生地にしてしまい、縫い合わせ位置がわからないので、水色のしつけ糸で印をつけました。

後ろ面が長め、前側が短い状態でクロッチと縫い合わせると、写真のようなバランスになります。
前側のクロッチとの縫い合わせ位置を既製品と見比べると、同じぐらいの位置にきていました。
いい感じ、いい感じ。

ちなみに、クロッチは通常は二重にするそうです。男性用のスラックスの股の部分に当てる布をクロッチとかシックと呼ぶので、もしかして二重にしないとクロッチと呼ばないのかもしれません。私はやや厚めのタンクトップをリメイクする形で試作したので、一重で作っています。薄い生地を使う時は二重にしたいと思います。

さてさて、これでデザイン的には完成で良いのではないでしょうか。
と思い、今度は大人用サイズで作り、はいてみました。


はいた姿は恥ずかしいので写真ではお見せできませんが、悲しいことに、スマートな子供用トルソーにはかせただけでは気づかなかったことが……。出っ張ったお腹に引っ張られ、ウエストからお腹/腰全体はぴったり密着、足の付け根部分から下は余裕があって大きく外側にはねるという……なんともみっともない。

まだ改良の必要がありますが、でもかなり完成に近づいてきているように思います。
次回は完成させたいなぁ。

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