巨乳さん必見! 胸の下の汗止めバンドを作ってみました (型紙無しで作れます)

裁縫など

体に脂肪がつくと、必然的に胸にもつくので、多少サイズが大きくなります。
だからこれは自慢ではなく、私も肥満ゆえにやや大きめです。

胸の下側の奥に汗がたまる

前々からすごく困っていることがありました。

それは胸の下側がお腹につながる部分とひっつき、そこに汗がたまることです。
垂れているからと言えばそうなんでしょうけど、正直、胸の大きい人で下側がどこにも触れずに胸が一人立ちしているのは見たことがありません。
重力がある以上、程度の大小はあっても、たぶん胸の大きい人は皆さんそうなっているのだと思います。

ブラジャーやブラ付きタンクトップなどを着用していると、それが汗を吸ってくれるんじゃないかと思うかもしれませんが、朝着た瞬間はぴったりフィットしていても、1日外に出て動き回っている間に、ずれて隙間ができるのか、ブラジャーを着けている部分の奥の下胸とお腹側の肌がぴったりとひっつき、そこが汗をかくのです。私はそれを汗ポケットと勝手に呼んでいます。

うまく説明できませんが、巨乳の方ならきっとわかってくれるはず。

私の場合、あせもができたのか、少しかゆくもなります。メンソレータム的なものを塗ってすごしていますが、毎日のことなので、なんとかできないかと思い悩んでいました。

汗ポケットに布をはさむ!

そこで思いついたのですが、ポケットのようになっているのだから、単純にそこにガーゼのような布をはさめばいいんじゃないかと。

ただブラジャーのアンダーバストの部分にはさんだだけだと、ブラジャーと共にずれてきます。

では、ベルト状の布にゴムを通して輪の状態にし、頭からすっぽりかぶって、胸の下の汗がたまるポケット部分にぴったり合わせ、胸の重力で押さえたらどうでしょうか。

さっそく作ってみました。

手作りの汗止めベルト

<材料>

ガーゼや薄いタオル地 8cm×48cm 
 (布部分の仕上がりサイズ 約6cm×46cm)
ゴム(6コール) アンダーバストの長さ

<作り方>
・布の短い辺を1cm裏側に折って縫い付ける

・長い辺同士を中表で合わせて、端から5mm~7mmぐらいの位置で縫い合わせ、長い筒状にする

・裏返す
※少し面倒くさいですが、内側に指を入れて、できるだけ深い位置で内側の布をつまんで外に引っ張り出す、という作業を繰り返してください。なんとか手でできると思います。

細いループなどを裏返すための道具も販売されていますので、そういうのを使うのも手ですね。私は手でやっちゃいます。

・縫い合わせた部分が端になるように指先で整えながら、ゆがまないように平らな状態にする
 ※アイロンをかけるとなおヨシです。

・中央に2cm幅ぐらいのゴムを通す空間ができるように、長い辺の両端1cmぐらいの位置を縫う(つまり両側で計2本縫う)。

  ※体にフィットさせるために、布の中でゴムが上下に動かないようにするためです。

・ゴムを通し、体に合わせてゴムの長さを確認する

※ブラジャーを着ければそれがストッパーになってくれるので、ずれることを気にして締め付けすぎないように注意してください。ゆるく締まっている程度でいいと思います。

・ゴムの両端を1.5cmぐらい重ねて縫い付ける

・ゴムをひっぱって布を移動させて、縫い付けたゴムのつなぎ目を布の中に隠す

これで完成!

注意点
上記の作り方の中でも触れましたが、ゴムはあまり強く締め付けないほうがいいです。巨乳の方ならば、締め付けなくても、胸の下のポケットにしっかりとはめればずれてこないはず。手を放しても下にずれてこない程度でいいと思います。

まったくずれない

汗止めの上からブラ付きタンクトップを着て仕事に行き、着用した状態で丸一日外に出て、動き回ってみましたが、はい、ずれずにちゃんと汗ポケットにはまってくれていました。
ブラジャーのアンダーバストの下に重ねるんじゃなく、あくまでも胸の下の一番奥のポケットにはめるように着用するのが大切です。

胸の下が常にサラサラ

すっかり涼しくなってきて、あぁ、あと3か月早く作ればよかったです。でもまだたまに暑い日もあるそうなので、しばらくは使えますし、来年はこれで対応できるのでヨシ!

私はミシンで縫いましたが、このサイズなら手縫いしてもたいした時間はかからないと思います。

胸の下が常にサラサラ状態がこんなに快適とは。

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