GI値の低いチョコレートは糖尿病対策……のはずが、明治の「Meltykiss くちどけラム＆レーズン」の誘惑に負け、そして「おかしのまちおか」に負け……ラムレーズンのチョコを食べ比べてしまいました

チョコレートダイエットと呼ばれるダイエット法があることを知ったのは、糖尿病が発覚して、食生活の見直しをしようとあれこれ本を読み始めてからでした。

チョコレートがなんで？と思いましたが、食べた後の血糖値の上昇度が低いため、食事の直前に5g程度の高カカオのチョコを食べておくと、食事による血糖値の急激な上昇を抑えられるそうです。つまり、糖尿病患者にはありがたいおやつなわけです。

その血糖値の上昇度を示す指数はGI値（Glycemic Index）と呼ばれているのですが、このGI値の低いものを最初に食べるとダイエットにもなり、太りにくい体作りにも役立つそうです。

そんなわけで、明治の「チョコレート効果 カカオ72％」（1枚5gを個包装）を常備して、食事の直前もそうですし、お腹がすいて何かおやつが欲しい時にも1枚だけ食べるようになりました。

誘惑に勝てなかった「Meltykiss くちどけラム＆レーズン」

必然的にチョコレート売場に行くことが多くなり、基本的には他のチョコは買いませんが、１点だけたまに買ってしまうチョコがあります。
同じく明治の「Meltykiss くちどけラム＆レーズン」です。
チョコレート売場に行くようになったのはこの1か月ほどのことなので、いつから販売されているのか知りませんが、箱には冬季限定と書かれています。

昔からラムレーズンが好きで、大人のお酒のおつまみの印象が強いレーズンバターも子供の時から大好きでした。レーズンバターだけを1本食べて、胸やけを起こすというおバカを何度やったことか。
そのため、たまたま目に入ったMeltykissをつい手にとってしまったのです。
食べてみたら、まぁラム酒の濃いこと。レーズンの味もしっかりしていますし、すごく美味しくてはまってしまいました。

「おかしのまちおか」おそるべし

またチョコを買おうと、今日はたまたま通りかかったお菓子の専門店「おかしのまちおか」に入ったら、なんと99円で似たような箱のラムレーズンのチョコがありました。その横にも似たような箱のラムレーズン、その横にもラムレーズン……。

私はMeltykissが運命の出会いだと思っていたのですが、世の中にはもっと安くて似たようなチョコが販売されているのですね。チョコ好きの人にはおなじみなのかもしれませんが、私には衝撃。

Meltykissは4本しか入っていないのに200円ぐらいするので、私的にはちょっとお高めの印象でした。もしこの似たようなチョコがMeltykissと同じぐらい美味しいのなら、さっさとMeltykissのことは忘れて乗り換えよう！　その気にさせて悪かったなMeltykiss！　そう思い、4種類のラムレーズンのチョコを買ってしまいました。

以下が今回購入したものです。

ラムレーズンチョコ４種　食べ比べ

ミルククリームの中にラム酒漬けのレーズンが入っています。ラムレーズン入りチョコを食べたいと思った時、口の中はどんな状態になっているか想像してみてください。完全に好みの問題なのですが、少なくとも私の口の中にミルク感はない気がします。やはり私は濃厚なチョコの味を求めてしまいます。でもカルアミルク（私が若かりし頃に流行ったリキュールのカルアを牛乳で割って作るカクテル）がお好きならよいかも。美味しいことは美味しいです。
味はさておき（十分美味しいけど）、ここは4本入りで99円というお値段に注目。大好きなMeltykissの193円の約半額。そりゃ１回は手にとってしまうでしょう。

生チョコの中にラム酒漬けのレーズンが入っています。サイズが大きいせいか、しっかりと中の生チョコを感じることができますが、一瞬で溶けていくので、結局は外側をコーティングしている固めのチョコとレーズンの味だけを味わうことになるように思います。
きちんと休憩できるおやつの時間に食べるならいいですが、仕事中にちょこっと食べるには大きすぎです。半分のサイズを個包装にしてくれたほうが嬉しい。

細かくカットされたラム酒漬けのレーズンがチョコに混じっています。小さくカットされているおかげで、他の３つのようにレーズンを噛んでいる感覚はほぼありません。ラムレーズンの風味を少し付けたチョコレートのような感じ。他の3つはアルコール度数が3.8％に届かない中、これだけ4.1%未満です。でもその割に、口の中にガツンとラム酒の味が広がるといったインパクトはないです。1箱100円程度でコスパ最高と言いたいところですが、1本10.6gで3本しか入ってないので、他と比べたら容量は少なく、特に激安というわけではないですね。味は美味しいですが、私はやっぱりレーズンをしっかり噛めた方が好きです。

やっぱりこれが一番ガツンとラム酒の風味が口の中で広がるように思います。箱には冬季限定とありますが、そもそもこの手のチョコレートをこれまで食べてこなかったので、毎年冬に販売されているおなじみのものなのか、今年だけのものなのかわかりません。
内側と外側の別物感はほぼなく、噛んだ瞬間に感じたラム酒とチョコの味が最後まで持続するような一体感があります。子供に食べさせちゃいけない！と思うほど、しっかりアルコールを感じます。

結論

甘さ具合もちょうどよく、やっぱり私はMeltykissが一番好きです。一番高いけど。安かったらまとめ買いとかして、何本も食べちゃいそうなので、このぐらいでちょうどいい、と思うようにいたします。
実際、肥満が大敵の糖尿病患者ですから、食べ比べとかしてしまいましたが、食べるのは1、２日に1本ぐらいで抑えています。