忙しい朝にぼーっとした頭で手間なく食べられる最強の朝ごはん、それは”お茶漬け”です。
インスリン療法をしているため、以前は食べなかった朝ごはんを食べなきゃならなくなったことは、先日のブログでお伝えしました。
お茶漬けといっても白ご飯に緑茶ではなく、それなりに栄養を加えるために、具を工夫するようにしています。
今日は私がお茶漬けに入れて毎日食べている「キュウリのしょうゆ漬け」をご紹介したいと思います。「きゅうりのキューちゃん」のようなポリポリ、シャキシャキの食感が楽しめます。
日持ちもしますので、ぜひ作ってみてください。
ちょっと甘めの仕上がりです。お好みで砂糖は2/3ぐらいに減らしてもOKだと思います。
<材料>
キュウリ 6本(作りやすい量だと思います)
塩 大さじ山盛り2
しょうゆ 150cc
お酒 150cc
酢 35cc
砂糖 50g
しょうが 5cm四方ぐらいひと固まり(生の場合は千切りにしておく)
唐辛子 2本分ぐらい(適当に手でちぎっておく)
<手順>
・キュウリと塩以外の材料を全部混ぜて、電子レンジで5分チン。
※お鍋に入れてひと煮立ちでもいいですけど、分量を量る時に使った計量カップの中で全部混ぜてしまってレンジでチンが楽です。洗い物も減らせますしね。
・十分に水洗いしたキュウリを1cm程度の輪切りにする。
※両端は1cm程度切り捨てて、包丁の背中側でキュウリの表面のイボイボをこそげとる。イボイボは口当たりが悪いだけで、味には何の影響もないと聞きましたが、昔からの習慣でとるようにしています。
・キュウリをゆでられるサイズのお鍋にキュウリが全部つかるぐらいの量のお水と塩を入れて沸騰させ、キュウリを加えて2分程度ゆでる。
※シャキシャキの生の食感を残したいので、絶対に加熱しすぎないことが大切です。表面の菌を殺し、水分を絞りやすくすることが目的ですので、決して「煮ない」ようにしてください。
・ザルにとって水分を切るが、水にはさらさず、塩水をまとった状態のまま冷ます。
・両手で握れるぐらいの量をとって、しっかりと水分を絞り、漬け込み用の容器に入れる。
・残り全部を同様に処理したら、事前に作っておいた調味液を注ぐ。
・表面に出ている面も調味液に触れるようにするため、食品用ラップを表面にかぶせ、液体とラップとの間に空気が入らないように、やさしく押さえて密着させる。
・冷蔵庫で1日以上漬ける(その後も食べきるまで調味液につけたまま冷蔵庫で保存してください)。
分量は、100均で買った14×9×9cmぐらいの容器にちょうどよく、調味液もキュウリ6本がちょうど浸かる量です。
漬け込む段階では、キュウリは生の状態の約2/3のサイズに縮んでいると思います。
もしお手間でなければ、キュウリは輪切りにした後に半日ぐらい天日干しをすれば、適度に水分が抜けて味が凝縮されていいかもしれません。
私は乾燥させて常備しているショウガを使っていますが、もちろん生のものでOKです(そのほうがフレッシュ感を味わえるかも)。写真でシナチクのように見えるのが乾燥ショウガです。
唐辛子は甘みと辛さの両方を兼ね備えたキムチ用のものを私は何にでも使うのですが、おそらくお漬物を作る際の常識は鷹の爪だと思います。だから材料には鷹の爪と書きました。
自分好みに仕上げるコツ
何で調整したらいいとかの方法はありません。
ただ、調味液を作った時点で少し舐めてみて、そこで美味しいと思わなければ、キュウリも美味しく仕上がりません。
当たり前だと思うでしょうが、調味液だけではピンとこなかったけど、メイン材料(ここではキュウリ)を入れると、その素材の味が加わって仕上がり時点ですごく美味しくなるとか、そういう料理もありますよね。
私の経験上、このキュウリのしょうゆ漬けは、調味液の味がそのまま仕上がりの味です。だから漬け込む前に味見をして、美味しいと思うまで調整してください。
最初は調味液の材料を分量より少な目に混ぜて味見をし、酸味が足りないと思ったら、残りの分量全部入れるとか、甘さがちょうど良ければ、残りは入れないとか、少しずつプラスマイナスして調整するのがよいと思います。
ただし、事前のキュウリの絞りが足りないと、水分が出てきて調味液が薄まるので、キュウリはしっかりと絞っておくことが大切です。
保存は調味液につけたままの状態で冷蔵庫に入れてください。私の経験上、2週間は持ちます(それ以上は保存する前に食べきっちゃって経験がないです)。表面に出て保存液に浸かっていない部分は腐りやすいと思うので、食べるたびに全体をかき混ぜるといいです。
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