やったー! ようやくインスリン注射から離脱決定! 痩せる(?)飲み薬へ移行だ!

うちの愛猫はポーズも可愛い 糖尿病

インスリン療法を始めてちょうど半年。糖尿病判明時は16もあったヘモグロビンA1cは、3月の検査で6.5まで下がりました(祝!)。
そこで、そろそろインスリンを打つのをやめて、経口薬へ移行できるか、グルカゴン負荷検査で確認してみましょう!と言われました。
この検査は自力でどれだけのインスリンを分泌しているかを確認するためのものです。

グルカゴンはすい臓で作られるホルモン

グルカゴンはすい臓で作られるホルモンの一種で、血糖値を上げる効果があるそうです。だからこれを打って(負荷をかけるということだと思われます)、自分の体がどういう反応をするかを確認すれば、インスリンの分泌量や抵抗性などが判断できるというわけです。
血糖値を上げるというと悪い奴のようですが、高血糖と同じく、低血糖も体には大きな問題なので、そのバランスをとる上では大切な働きをするホルモンだと思われます。
それにインスリンの分泌を促す役割も果たしているそうで、血糖値を上げるホルモンでありながら、これによってインスリンががんばって働きすぎて、逆に低血糖になることもあるようです。
難しいことはよくわかりませんが、とにもかくにも、この検査でインスリン注射なしで、自力でちゃんとインスリンを分泌していることがわかれば、はれてインスリン注射から離脱!です。

検査の手順
前日からインスリン注射をお休みし、検査当日の朝は食事なしで病院に向かいました。
手順は
(1)ベッドに横になった状態で採血
(2)グルカゴンを注射
(3)横になったまま静かに6分間待つ
(4)再び採血
でした。
私は怖がりで、針を腕に刺すところを見ることができないので、どんな状況だったのかはわかりませんが、終わった後に腕を見たら、2か所に刺した後がありました。
でも止血のシールは1か所にしか貼ってくれなかったから、勘違いかもですけど。

グルカゴンを打つと、むかむかする人がいるそうで、気持ち悪かったら遠慮なく言ってくださいと言われましたが、私はなんともありませんでした。

Cペプチドの量で判断

判断基準となるのは血中のCペプチド(CPR)の分泌量のようです。Cペプチドはインスリンと共に同量を放出するそうで、この量がわかれば、自動的にインスリンの分泌量もわかるという仕組みだとか。どうしてインスリン分泌量そのものを測らないのか?と思ったりしますが、推測ですが、Cペプチドを測るほうがお手軽に簡単にできるのかもですね。

まずは空腹時ですが、【(空腹時CPR ×100)÷空腹時の血糖値】の結果が0.8未満であればインスリン療法続行でしたが、私の場合は(4.07×100)÷119で結果は3.42。空腹時のインスリン分泌量は十分あるとわかりました(単位:血糖値mg/dl, CPR ng/mL)。
6分経過後のCPR (私の値は8.32)から空腹時のCPR(私の値は4.07)を引いた数値で、グルカゴン負荷に対するすい臓β細胞の反応を確認。
以下がその結果に合わせた治療法だそうです。

0.8 ng/mL以下 インスリン療法
1.0-1.2 ng/mL インスリン療法か経口薬
1.2 ng/mL以上 経口薬か食事療法

そして私は、じゃーーん! 4.25で結果は良好! インスリン分泌能力は十分に回復しているそうです。ひとまず飲み薬に切り替えて、問題なさそうならば食事療法だけにしましょう!ということになりました。

前に聞いた「体重を増やさない」飲み薬をついに!

グルカゴン検査をするだいぶ前から、私が繰り返し先生にお伝えしていたことがあります。
「体重が増えてきたのが心配」ということです。
インスリン注射を打つと、その働きによって糖分が栄養として細胞に取り込まれ、インスリンは脂肪も蓄える働きをするので、体重が増えてしまいます。
糖尿病で不健康に痩せていたので、体調が元に戻るまではそれは良い働きです。しかし無事に体調が戻った後はというと、摂取した糖分に対してインスリンががんばって働き過ぎると、肥満化が進みます(食べるのを減らせばいいことはわかってますよ。再び糖尿病が悪化し、命と引き換えだと思っても、今現在、体が元気だと、やっぱり美味しいものを食べたくなるのです‥‥とほ)。だから低インスリンダイエットなるものが注目されるんですよね。

糖尿病治療の代表薬メトホルミン

ずいぶんと前ですが、病院で体重が増えてきたと言ったら、「インスリンから離脱できたら、体重を増やさないタイプの経口薬に変えるという道もある」と先生が話してくれたことがありました。
「体重を増やさないお薬があるんですね!」と念押しで確認し、そこからずーーーーーっと、早く「体重を増やさないお薬」を飲みたいと思っていました。

今回、検査結果が良かったこともあり、危うく「経口薬はなしで、食事療法だけにしてみましょう」と言われそうになったのですが、すかさず「体重がだいぶ増えて、このまま増え続けるんじゃないかと心配です」とお伝えしました。「体重を増やさないお薬も処方しておいたほうがいいかも」と思ってもらうためです。

あくまでも糖尿病治療薬なので、痩せる・ダイエット目的で処方してくれと言ってもダメな気がしたので、「体重を増やさないお薬」の存在を知って以来、先生にはさりげなく「体重が‥‥」「肥満化が進むとまた糖尿病が‥‥」と言い続けてきました。

それが功を奏したかどうかわかりませんが、無事に「体重を増やさないお薬」を処方してもらいました。糖尿病治療薬としてはごく一般的な「メトホルミン」というお薬です。
血液中の糖分を排出する効果があるそうです。つまり食べても糖分が蓄積されない→体重を増やさないとなるのですね。

体重に変化なし

これさえ飲めば、まるで毎日体重が減っていくような気がしていましたが、飲み始めて1週間ほどたった現段階では、体重に何の変化もありません。
飲んでいなかったら、もっと体重が増えていたってことでしょうか。
こういうお薬を飲んでいるってことで、ちょっと気が大きくなって、多少のカロリー摂取はOKと無意識に思ってしまっていたのかも! いけませんね!(自己叱責) 
当然っちゃー当然ですが、ちゃんと食事療法、運動療法を取り入れつつ、このお薬を飲むのが正しいやり方なんでしょう。
仕方ない、はい、がんばります。

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