1枚目の写真を見てください。
まぶた全体が腫れて、うちの美猫(親ばか)がとんでもないことになっています。
もともとこの顔だったら、ブサカワ猫として非常に愛らしいのですが、本当はすごく美しい猫(親ばか)だとわかっているから、私はおろおろですよ。
何事? なんで? えーー?
まぶたの上あたりに発疹を発見
両方のまぶたと耳の間ぐらいが、はげてる?と思ったのが最初でした。
甲状腺機能亢進症のお薬を飲み始めて3週間ぐらいたった頃です。
よく見ると、赤く傷みたいになっていました。
これを発疹だとすぐに気づけばよかったんですが、あろうことか私は、ツメで搔きむしったことによる傷だと思ってしまいました。
腫れは人間用の傷薬を塗ったせいかも!
そこで私が何をしたかと言うと、キャー、ごめんなさい! ごめんなさい! もう2度としませんから‥‥人間用の傷薬を塗りました。
インドネシア駐在経験のある友人から、インドネシア人は皮膚の問題はすべてこれで解決する!といってプレゼントしてもらった軟膏です(悪いのは私なのに商品の印象が悪く見えると思うのでここでは名称は出しません)。日本でいうオロナイン軟膏のようなものじゃないかと思います。
私自身、ことあるごとにそれを塗っています。擦り傷とか、マスクしっぱなしで鼻が痒くなった時とか、せっせと自分に塗っています。で、その延長線上で、うちの猫の傷口にも塗ってあげようと、綿棒で少量とり、チョンチョンとやってしまいました。
赤味は小さくなっていたので、腫れと軟膏が関係してると気づかず
そして塗った翌日、まぶた全体が腫れているのを見つけたのです。
でも(ここからずっと言い訳です)、赤い部分は小さくなっていました。だから軟膏は効いていると思ってしまいました。それに赤くなっている箇所はもっと耳に近い側なので、まぶたの腫れが軟膏のせいだと思わなかったのです。
というか、今でも腫れが軟膏のせいだという確証はないです。最後までこのブログを読んでいただいても、その答えは出ていません。ただ、状況証拠を重ねていくと、軟膏のせいだと思わざるを得ないということです。
で、もう一度、軟膏を塗ってしまいました(ばかばか!)
翌日、やはりまぶたが腫れていました。
病院に連れて行くことはもちろん考えたのですが、これまでと変わらずよく食べ、寝込む感じもなかったので、3日後に甲状腺の治療で予約を入れていたこともあり、そこまで様子を見ようと決めました。
で、この2日目の夜、急に「はっ!」と。
えっ? もしかして軟膏のせい?と思ったのです。
ごめんよぉーー!と謝り、もちろん軟膏を塗るのをやめたら、翌日、まぶたの腫れがなくなっていました。ほーーーっ。
傷じゃなくて発疹。しかも甲状腺治療のお薬の副作用で出た薬疹かも
3日後、病院に行った時に赤い部分を見せたら、これは傷じゃなくて、皮膚病だと言われました。
日本の病院は原則として対処療法なので(私はそう感じている)、目の前に症状が出ていないことに対しては何も有益な助言はもらえない! だからおさまった腫れの話はしませんでした。はい、もちろん「猫を飼う資格がない!」とこっぴどく叱られるのが嫌だったほうが大きいですが。
発疹の原因は、お薬の副作用で出た薬疹の可能性もあるし、一時的な季節性のものかもしれないそうです。季節的に発疹が出る子はけっこういるそうです(私はこの子との16年で気づいたことないですが)。
黄色いリキッド状の塗り薬を出してもらい、しばらく様子を見てくださいとのこと。もし薬疹となったら、今飲んでいるお薬を出せなくなるから、考える必要が出てきますとも言われました。
というわけで、お薬を塗り始めたら、あっという間に発疹は消え、はげてる?と思ったのも気にならなくなりました。
また別のふくらみが耳の下に
そこから2週間、再度、病院に行って、皮膚の状態は良くなったと報告しました。
先生は「それはよかったです」と言いながら、体全体をチェックしてくれました。
そしたら、ガーン! 赤くはないけど、耳の下に再びふくらみを発見。
私は再度おろおろですが、先生からはあっさりと「前回渡した塗り薬を続けてください」と言われました。
前に先生は薬疹の可能性もあると言ってましたが、どうもまったく心配している風はなく、季節性の一時的なものと判断しているように見えました。私もそれなら安心ですけど……。
ちなみにネットで調べたところ、薬疹はお薬を飲み始めると同時に出るとは限らず、数週間たって出てくることもあるそうです。
うちの子の場合も、お薬のせいだったら発疹はもっと早く出るだろうしと思っていました。でも先生に薬疹かもと言われて初めてそんなこともあるんだと勉強しました。
ひとまず、塗り続けます。
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