「メトホルミン」は痩せません。間違った情報でした
私、謝らなくてはなりません。
インスリン注射から離脱し、飲み薬になった時、ついに痩せるお薬を飲むことになったと嬉々として書きましたが、今回、お薬を変更することになって改めて先生とお話をしたら、最初に処方された「メトホルミン」は「体重が落ちたという報告も一部である」程度で、限りなくニュートラルなレベルのお薬だそうです。
私としては「インスリンを始めてから体重がどんどん増えているから心配だから…」,「前に体重を増やさないお薬の話をされてましたが…」と先生にお話しし、「そうですね、それもふまえて」といった話の流れでメトホルミンを処方されたと記憶しているのですが、糖尿病治療の飲み薬はひとまずメトホルミンを試すのが一般的で、良くも悪くも体重が減るとかそういう効果が大々的に語られるお薬ではないようです。
「先生の嘘つき! 体重も減るって言ったじゃない!」と心の中では叫びましたが、もう大人なので「そうですか」ですませました。
実際、体重が減る様子はなく、食べ過ぎないように注意した食生活で体重は現状維持でした。
メトホルミンでお腹を下し、結果的に今度こそ痩せるお薬を飲むことに!
実は、そのメトホルミン、朝2錠、夜2錠をがんばって飲んでいたのですが、毎日ではないものの、だいだい4、5日に1回ぐらいの頻度で腹痛を伴う下痢になることが判明し、この度、お薬を変えてもらうことになりました。
そのために先生とお薬について再度色々とお話をしていたら、メトホルミンに体重を減らす効果がないことが判明したわけですが、なんと、今度こそ本当に(ちゃんとネットでも調べました)体重減少の効果のあるお薬を処方してもらいました。
カナグル錠!
それがカナグル錠です。今度は先生も「最終的には4、5キロぐらいは落ちると思います」とはっきりおっしゃいました!
これは1日1錠で朝食後に飲むだけです。メトホルミンも完全中止ではなく、朝晩1錠ずつと量を半分にして同時に飲むことになりました。
カナグル錠はSGLT2阻害薬と呼ばれるそうで,糖を吸収する役目を持つSGLT2を阻害して,糖の吸収を減らし,血中の余分な糖を尿に排出してくれるそうです。
食べたいだけ食べても体重は現状維持。これは痩せる可能性あり
さてさて体重ですが、こちらは実際に効果があるように思います。1週間ほど、ほぼ食事制限せずに炭水化物も含めて食べたいだけ食べたのですが(そんなことするなよぉ、私)、体重は変わりませんでした。普通だったらブクブクと増えるところが、横ばいだったのです。やったー!ですよね?
食事を我慢していた反動で、お薬変更をきっかけにだいぶ食べちゃいましたが、効果があるとわかった以上、きちんとコントロールすれば、先生のおっしゃるように4、5キロは落ちるかもしれません。
重症化はしてないけれど,私の糖尿病はなんとなく横ばい
お薬について痩せるとか痩せないとか,乙女な発言を書いてはいますが,言うまでもなく本来の目的は糖尿病治療です。靴下をはくために片足を上げるのも支えなしではできなくなっていた血糖値300超えだった頃の辛さを思い出すんだ!と自分に言い聞かせ,血糖値を意識した食事と運動をしなくては!と改めて感じております。
飲み薬に変更になってから、糖尿病治療で特に大きくお伝えすることがなく、ブログはしばらくご無沙汰してしまいましたが、インスリン注射をやめて3か月程度、現状はといいますと、HbA1cは6.4, 6.5, 6.6と少しずつ上がっています。血糖値は朝の空腹時でだいたい110-120ぐらい。
正常なHbA1cは6%未満、血糖値も100ぐらいが正常値の上限だと思うので、重症ではないものの、今でもしっかり糖尿病だと診断される数値です。
言い訳じゃないですが(言い訳ですが),緊急事態宣言で在宅勤務が増えたので,運動不足を解消しようとウォーキングにいそしんでいたら,股関節が痛くなって,前に職場でおすすめと書いた筋トレは勤務時間中に効果的にやる!”>スクワットが辛くなり,ウォーキングもしないし,スクワットもしないという日々が続いています。
でもでもでもでも,ちょっと休んだら,またちゃんとやるつもりです。本当に。
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