100%ネイティブの英語 no. 7
“I would be happy to~”
「喜んで~やらせてもらいます」
何かを頼まれた時に「喜んでやりますよ」という時の決まり文句は“I would be happy to~”のようです。
“to”の後は実際の作業を示す動詞の原型が入ります。
私は仕事でネイティブに英文書類の校正をお願いすることが多々あるのですが,例えば次のようなお返事をもらいます。
“I would be happy to revise the document and can finish within the deadline.”
(訳:喜んで書類の修正をやらせていただき,締切までに終わらせますね)
こういう時,たった今の気持ちを言ってるんだから現在形で“I am happy to~”でいいんじゃない?と思いますよね。
なのになんでwouldになるんでしょう。
I amと現在形になるのは,今,まさにその作業をやっている真っ最中の時。
例えば洗い物を一緒にやっている最中に「手伝ってくれてありがとう」と言われたら,“I am happy to help you”「お役に立てて嬉しいよ」
I willと未来形なるのは,今すぐのことだけどまだ始まってない時。
「今からこれを運ぶんだけど手伝ってくれない?(まだ始まっていないけど,今すぐに始まる状態)」と言われた時とか。
この未来の考え方難しいですよね。
前に未来についての表現で “be going to”と“will”の違いを学んだ時,前者はすでにそのつもりで予定を立てている未来の出来事について言う時で,後者は同じく未来のことだけど,その場で思いついて今まさにやろうとしている時(ものすごく近い未来)に使うと聞いた記憶があります。
“I will be happy to~”となる場合もこの後者の考え方なのだと思います。
そして肝心の“would”になる場合ですが,“I would be happy to~”はその行為が未来の出来事で,その作業が終了するのも少し先の場合に使うようです。
だから「いついつの締切でお仕事をお願いしたいのだけど」と仕事の依頼をされた時の返答は,その仕事は未来の作業なので“would”なのだと思います。
いつとは決まっていなくて“sometime”「いつか」など曖昧な将来について何か頼まれた時も“I would be happy to”が使われるようですね。
“would”の使い方は私もまだまだ勉強中です。
ここはひとまずあれこれ考えずに決まり文句として,フレーズで覚えるのが良いかもしれません。
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