100%ネイティブの英語 no. 8
“workload”
「仕事量」
今回はフレーズじゃなくて,単語をご紹介します。
働きすぎと言われがちの日本人,「仕事量」という言葉を口にすることが多いのではないでしょうか。
“too much work”「やることが多すぎる」といったフレーズを使うこともあるかと思いますが,こちらは「めんどくさい仕事」という意味にも取れます。
純粋に自分にかかっている仕事の量を意味したい時は,“workload”「仕事量」を使うといいみたいです。
あるネイティブからもらったメッセージをご紹介します。
By the way, I think I should update you on my status.
In September, I started a new full-time job as a lecturer at the University of ××。
Because of that, I’m going to reduce my outside work.
I hope that this will make my workload more predictable and that I will be able to respond a little more quickly to your editing requests.
訳:
ところで,私の近況をお伝えしておきますね。
9月から××大学で,新しいフルタイムの講師の仕事を始めました。
そのため,それ以外の仕事を減らすつもりでいます。
だから,自分が抱える仕事量の目安がつきやすくなるだろうし、そちらからの編集依頼にももう少し早く返答できるようになるんじゃないかと思います。
今回紹介したかったのは“workload”「仕事量」ですが,メッセージ全体が英語の参考になると思うので,まるまる掲載しました。
※“update”は「最新のものにする」という動詞です。「自分に関する最新情報を私に知らせる」という意味で使われています。
※“Because of that” の“Because”は「なぜなら」という意味ですが、直前の文で状況説明をしてくれているので,その文章をthatで受けて「なぜなら、そういう状況なので」という意味です。
※“I hope that~ and that~” 「(that以下をことを)望む」という文ですが,望む内容が2つ以上あって,それを“and”を使って並べる場合,このように“and”の後の2つ目の頭にも“that”をつけるんですね。英語を書くとき、こういうちょっとしたことで悩みませんか? 私はこういう小さなことに確信が持てなくて、調べまくったりします。
“workload”は、“The workload is very high”「仕事量がものすごく多い」とかのように、とてもシンプルに使える便利な単語のようです。
たぶん単純に“work”と置き換えても,意味が大きく変わらない場合もあるかもしれませんが、ひと言で「仕事量」意味する単語を知っておいて損はないと思います。
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