遅ればせながら,明けましておめでとうございます
うちの愛猫も私自身も,病気の方はそれなりに落ち着いておりまして,特に治療方法に変更もない日々が続いておりますため,病気関連の投稿をしないままとなっておりました。
それは今も変わりませんが,新年が明けたこともあり,愛猫の経過報告をさせていただきます。
順調に体重が戻ってきた
甲状腺機能亢進症がわかったのは,昨年の春の健康診断でした。
年齢は16歳で,当時の体重は3.3kg。
もともとサイズの大きい猫ではないので,それほど痩せているようには見えなかったものの,部屋中を走り回っていた若かりし頃と比べると,やはりお肉が落ちている感はありました。
あれから1年近く,昨年の夏に17歳になり,あと半年ちょっとでなんと18歳。
おばあちゃんもおばあちゃんです。
治療方法は飲み薬だけなのですが,ちゃんと効果が出ているようで,毎日少しずつ体重が増え,昨年の10月頃には3.9kgになりました!
甲状腺機能亢進症は食事療法を併用する場合もあるようですが,うちの場合,そこまで重症ではなかったのか,飲み薬だけで今日まで来ています。
小さい猫のことですから,600gの体重増加は見た目にはっきりと表れます。
歩く時の後ろ姿を見ていると,胴体はしっかりと丸みを帯び,抱っこしても腕の中でお肉を感じられて抱きがいがあります。
季節的に冬用のうぶ毛が根元に大量に生えてくる時期だったので,先生に「体重が増えたのは病気の回復だけじゃなく,単純に体毛が増えたせいもあるんでしょうか?」と聞いたら,「いえいえ,それは関係なく,お薬の効果が出ているからだと思います」ですって。やった!
ま,確かに冬のうぶ毛がそんなに重いはずないですもんね。
(冬毛の生えた猫は本当に気持ちよくって,ずーーっと触っていられますよね)
具合が悪いとおとなしくなるという思い込みは捨ててください
甲状腺機能亢進症の特徴の1つとして,「よく食べてよく動くのに体重が落ちてくる」というのがあります。
実際,病気が判明した当時,食欲は旺盛で,よく食べて,お水もよく飲むのに,体重は増えないという状況でした。部屋の中を昔以上にウロチョロ。さらに大きな声で鳴くというのも,元気な証拠と思ってしまっていました。
食欲が旺盛なのに体重が増えないどころか,むしろ減るというのは,病気に気づきやすい点かもしれないですね。
今も食欲は旺盛ですが,前と違って,食べた分はちゃんとお肉になっているように思います。
猫にも痴呆症があるらしい
ただし,前ほどではないのですが,今でも部屋の中をウロチョロしたり,大きな声で鳴くということがそれなりにあります。
病院の先生には相談していないのですが,実はトイレの大きいほうをトイレ以外の場所でやることが増えています(週3回ぐらい)。
ネットで調べたところ,猫にも痴呆症があるらしく,トイレの場所がわからなくなる症状があるそうなのです。部屋の中をウロチョロも痴呆症の症状にあるみたいです。
年齢的には痴呆症が出てもおかしくはないので,もしかして,もしかしてかなぁとひそかに思っています。
私と一緒にいる日はトイレの間違いは一切ない
そうは言っても,ストレスとか,何かしらの不満の表れか?と思ったりもします。
なぜかというと,私が外出をしない日は,トイレを間違えることが全くないのです。粗相をするのは決まって私が仕事で留守にしている間です。
年末年始はほとんど外出しなかったので,10日ぐらい連続で一緒に過ごしましたが,その間に粗相は1回もありませんでした。
それに粗相は大きいほうだけで,おしっこは100%トイレでちゃんとやってくれます(助かる―)。
ということもあり,もう少し様子を見ようと思います。
鳴き続ける時は私の右足を与える
ここ半年ぐらいに気づいたのですが,愛猫が通常モードでしつこく鳴き続ける時に目を向けると,80%ぐらいの確率でばっちり目が合います。完全に私に向かって何かを訴えている風です。
※通常モードとは,うなったり,腹式か!?と思えるような大鳴きではなく,普通にみゃーみゃー鳴いている状態です。
そんな時は,トイレはきれいか,カリカリ皿が空になっていないか確認し,お水を入れ替えてみたりしますが,たいていはそれらに見向きもしないので,そういう問題ではないようです。
もしかして遊びたいの?と思って猫じゃらしを持ち出しても,老猫のせいか視線で追うだけとか,その場に止まったままでちょこっと手を出すぐらいなので,最近はあまりやりません。
前置きが長くなりましたが,そのように鳴き続けている時に,私が彼女の寝床に右足を置くと,さささーっと小走りで寝床に戻ってきて,私の右足の上にかぶさるように座ったり,寝転がったりして,すぐに鳴き止むのです。
その後は,私の右足にひとしきりすりすりして,そのまま私の足の甲を枕のようにして寝始めます。
おおおーーっ,可愛いじゃないかと,この事実に気づいた時の嬉しかったこと!
私の右足は貴方のために存在しているのよといった気分
もともとは,私の仕事机の足元に愛猫の寝床ボックスを置いていたので,お行儀の悪い話ですが,たまに足で猫の体をすりすりしていたのです(仕事で忙しい時の私なりの愛し方。ご理解ください)。たぶんこれがきっかけだと思います。
で,ある時,私がボックスに足を置くと,彼女が「はっ!」とした顔でやって来ることが多いことに気づいたのです。
通常モードであったとしても,鳴き続ける理由は,もしかしてやっぱり甲状腺機能亢進症のせいかもしれませんし,単純に「早く右足を置きなさいよ!」と言っているのかもしれませんが,鳴き止んでほしい時,私が寒い時,私がかまってほしい時には,わざと足を寝床に置いて相手をしてもらいます。
愛猫は1日の半分以上はその寝床にいるので,わざと呼びつける機会は減っていますが,私が足を置くと,上にかぶさったり,少なくとも体の一部分は絶対にタッチしている状態に体勢を変えてくれます。
で,私は勝手に愛されている気分を満喫します。
幸せ~~。
というわけで,今年もどうぞよろしくお願い申しあげます。
コメント