100%ネイティブの英語 no. 17
“in good shape”
「いい感じ/よくできている」
英語文書の校正をネイティブにお願いした際,もともとの文書がうまく書けていた場合によくもらうコメントに“in good shape”「いい感じ」「よくできている」という表現があります。
たとえばある時のメッセージはこんな感じでした。
“I made quite a few comments and corrections, but generally it is in good shape.”
「コメントや修正をけっこうたくさん入れましたが,全体としてはよくできています」
すごくいい感じなら“in very good shape”、けっこういい感じなら“in pretty good shape”、それなりにいい感じなら“in reasonably good shapといった応用もできます。
私がもらったコメントは英語文書についてだったので,「いい感じ/よくできている」と訳しましたが,この“in good shape”は「好調」とか「経営がうまくいっている」とか,とにかく「状態がいい」ことを言いたい時に便利に使えるようです。
ついでですが,同じ“in good shape”を使って,“too”についての話も少し。
ネイティブに文書の校正をお願いした時、たいていはコメントをつけて戻してくれるのですが、たとえば2つの文書をお願いしていたら、まず1つ目に関してのコメント,続いて2つ目に関してのコメントが書かれています。
その時,“too”「~もまた」を使って,以下のようなに書かれていることがあります。
“This, too, is in good shape and there are few corrections”.
「これもまたよくできていて,修正はほとんどありません」
日本の義務教育の英語では,“too”はカンマで区切って,文章の最後に入れるって習いませんでしたか?
入れる場所は必ず最後だと思い込んでいる人もたくさんおられるのではないでしょうか。
でもそれだけじゃなく、この位置に,しかも前後にカンマで区切って入れるのもアリなんですね。
義務教育の限られた時間内で学ぶ英語は基本形態だけで、実際のところ、英語はもっと自由なのかもしれませんね。
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