年末年始に好きなものを好きな時間に食べた結果か!
インスリンを中止して,飲み薬に切り替えてから,ここしばらくはずっと6.2~6.3あたりだったHbA1cですが,先日の検査で,な・なんと7.1に上がっていました。
HbA1cは糖と結びついたヘモグロビンの割合を示すそうで,過去2か月程度の期間の血糖値を判断する目安になります。
「うちの猫」のご報告を兼ねた新年のご挨拶投稿で,のんきに「落ち着いております」なんて書いてしまっておりましたが,確かにしばらく気がゆるんで,食生活もあまり気をつけていませんでした。
年末年始がやや長めのお休みだったこともあり,欲求のおもむくままに好きなものを好きな時間に食べていたんですよね。
大好きなチキンキエフを連日食べました
実はずっと悪戦苦闘している「チキンキエフ」のその後を投稿しようと思っていたところでした(中に詰めたバターが揚げている最中にだだ漏れする致命的な問題を抱えています)。
(チキンキエフ関連の過去投稿)
チキンキエフ① 大・大・大・大・大好物のチキンキエフ ミニストップで今日から発売! ですが‥‥
チキンキエフ② 中からガーリックバターがどばっと流れ出る。ササミで作るミニサイズのチキンキエフ(レシピあり)
揚げる+バターたっぷりと糖尿病患者にとって良いことなしのチキンキエフ。
定期的に無性に食べたくなるチキンキエフ。
Chicken Kiev, My Love.
(チキンキエフは、おそらくウクライナやロシアなどの旧ソビエト連邦の国に共通すると思われる料理の一つですが、キエフと名がついている以上はやはりウクライナ料理だと思っています(諸説あるらしい)。
ウクライナの皆様が、1日でも早く、何の不安もなく、おいしいチキンキエフとボルシチのディナーを楽しめる日々に戻れることを心からお祈りしております。
どうかキエフの美しい街が守られますように)
年が明けてから,そんなチキンキエフの新しいやり方に挑戦したので,報告したかったのです(近日ご報告させていただきます)
病院の血液検査で血糖値を見てもらうと,ここしばらくはいつも80~90ぐらいで,100切ってるし,そんなに悪くないと思うのですが,HbA1cは正直ですよね。その日の血糖値より,やはり長期(1~2か月間)を示すHbA1cでしっかり自覚しなくては!と思います。
カナグル錠からカナリア配合錠に変更
というわけで,先生からのご提案で,お薬の種類を変更することになりました。
カナグル錠を処方されて「痩せる薬!」と騒いだのが昨日のことのようですが,この度,カナリア配合錠に変更することになりました。
メトホルミンはそのまま朝2錠+夜1錠続け,朝1錠飲んでいたカナグルをカナリア1錠に変更です。
ちなみにカナグルの「痩せる」効果は,期待したほどではありませんでした。とはいえ,好き勝手食べていた割に体重が増えなかったので,自覚はないですが,多少は効果があったのかもしれません。
先生は数キロは落ちるとおっしゃっていましたが,それはなかった‥‥。
なんか,結局,私がちゃんと食生活をコントロールし,適度に運動もしていれば,最初に処方されたメトホルミンだけで,深刻ではないレベルの血糖値を維持できるのだろうと思います。私がそれをやらないから,カナグル → カナリアと変更を余儀なくされているのですよね,きっと。
ジェネリックじゃないお薬追加で、お薬代もだいぶ上がってしまった
お薬には先発医薬品とジェネリックと呼ばれる後発医薬品があります。先発薬は開発・承認を得て最初に世に出たオリジナルで,それと同じ有効成分を使って後から作られたのがジェネリックです。
人によっては先発を本物,ジェネリックをまがい物のようにとらえる方もいるようですが,私は先発と同じ成分を含んでいて,なおかつ「安い!」ジェネリックを積極的に使ってもらうようにお願いしています。
話を戻しますが,メタホルミンはジェネリック薬があるので,値段が安いのですが,カナグルとカナリアはジェネリックがありません。
せっかくインスリンをやめて医療費の負担が減っていたのに(インスリンは医薬品代ではなく,病院の指導料が高かった! 詳しくはこちら),メタホルミンだけからカナグルを追加になった時にお薬代が少し上がり,カナリアに変更でまた少し上がりました。
病気というものは,体だけじゃなく,生活をもひっ迫するのですよね。もちろん高額医療になると,お国の控除がありますが(確か年間10万円以上),私の場合,そこまではいかない,でも無視はできない額。さらにうちの猫の治療費も毎月ありますので,くぅーーです。
お笑い芸人の錦鯉の長谷川さんが前歯しかないのは,憶測ですが,怠慢で歯医者に行かなかったのじゃなく,歯医者に行くお金がなかったんだと思います。
歯医者さんって治療がいつまで続くのかわからないので,治療費が結局どれぐらいになるのか見当がつきにくいですよね。だから行けなかったんじゃないでしょうか。
過去に,1本の歯の治療なのに,ちょっといじっては「続きは次回に」を繰り返され,「再診料稼ぎか!」と思ったことがありました。
しかも削ったり,神経抜いたりといった治療に着手してしまったら,最後まで終わらせてもらうしかないから(穴が開いたまま放置はできないですもん),歯医者には精神的にも経済的にも,多少は覚悟を決めてから通い始めます。
何度も自分に言い聞かせ。しんどかった日々を思い出せ!
はーーっ。
靴下をはくために,片足を上げた状態をキープできたかったり,1週間に何度も足がつったり,いったん床に座ったら,どこかに手を置いて支えないと立ち上がれなかったり,あの辛かった日々を思い出そう。
このまま糖尿病が悪化していったら,あの日々が戻ってくる。
チキンキエフはご褒美として3か月に1回にしよう(先日、タラゴンバターを大量に作ってしまったが)。
せめてジェネリックのメタホルミンだけ飲めばいい状態にもっていこう。
はーーっ。自業自得か。
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