坂上忍さんならやってくださるかもと思う
高齢者と高齢猫をつなぐネットワーク:「飼い主さんに何かあったら戻ってきたらいいから」を可能にしたシステム
どなたか坂上忍さんにつなげてくださいませんか。

もうすぐ18歳の愛猫。がんばって長生きしてくれています うちの猫

保護活動や里親探しに尽力なさっているボランティアの方に、現実知らなすぎって怒られる覚悟で、夢物語かもしれませんが、自分の思いを書いてみます

うちの愛猫,もうすぐ18歳。甲状腺機能亢進症を患い,毎日朝晩飲み薬を服用中です。

時折,この子がいなくなったらどうしよう,私,やっていけるかなと急に悲観的な考えに襲われ,激しく落ち込むことがあります。
まだ私の目の前で愛らしい姿を見せてくれているというのに‥‥。

逆に,私が突然死するとか,事故にあったりしたら,この子はどうなるんだろう?と不安になることがあります。
18歳のおばあちゃん猫,たぶん誰も引き取りたがらないよなとか,仮に保護はしてもらえたとしても,甲状腺のお薬までは与えてもらえないだろうなとか。

そんなことをことを考える中,前々からあったらいいのにと思っているシステムがあります。
端的に言うと,飼い主が先立ってしまった時は譲渡元に戻すことが可能な高齢・年配の方向けの猫ちゃん譲渡です。

パートナーに先立たれたとか、子供が独立したとか、一人暮らしの人ほどペットを求めているのではないでしょうか。

ペット譲渡の際,飼い主さんになる方が高齢だと断られることがあると聞きます。
もっともです。
そもそもペットの幸せを考えている人であれば,引き取った子より自分が先に死ぬかもしれないと思ったら,そう安易に手を出せないはずです。
ただし,それは,自分が先立ってしまったら,残されたこの子はどうなるのだろうか?という不安と責任感があるから飼うのをあきらめるだけで,飼いたくないわけではありません。

ある程度の年齢になると,パートナーが先立っていたり,子供たちが独り立ちしていたりで,まだまだお元気に一人暮らしをしている方がたくさんおられると思います。
自身自身のことに置き換えて考えてみても,こういう1人暮らしの方々こそ,ペットとの暮らしを望むのではないかと思うのです。

テレビで猫ちゃん,ワンちゃんの譲渡会の様子や,その後を追った番組を見ると,両親と子供に囲まれて,幸せそうな様子が描かれています。
でも私,ずっと一人暮らしで,うちの愛猫とは生後1か月半の頃から一緒にいますが,ものすごく幸せです。
うちの子の様子をみていると,私の独りよがりではなく,彼女も同じ気持ちじゃないかと思います。
確かに常に家族がそばにいる家に引き取られるのは安心かもしれませんが,猫ちゃんは夜行性だし,自立しているし,散歩しないしで,週末の昼間に「遊ぼう」と誘っても,完全に無視されることもしばしばで,大家族に常にいじられる状況が必ずしも猫ちゃんの幸せではないのでは?と思うのです。

高齢猫と高齢者のマッチング:まだ病院通いをするほどじゃない元気な高齢猫がいっぱいいるはず。猫の寿命を考えたら、高齢者に引き取ってもらっても、最後まで面倒みられるケースが多いはず。

自分に何かあったら,ちゃんと引き取って面倒を見てくれるとわかっていれば,歳をいった方でも安心して猫ちゃんを引き取れると思います。
猫だけを想定しているのは,上記のような猫ちゃんの特性もありますし,ワンちゃんは毎日お散歩が必要で,飼い主さんへの負担が大きいかもしれないと思ったからです。

もちろん譲渡する猫ちゃんは成猫に限定で,高齢でいいと思います。
自分は年くっているくせに,後先考えずに「子猫がいい」などと言うやからは無視していいと思います。
引き取る時点で重度の病気を抱えていて,治療費が毎月何万もかかるのはさすがに無理かもしれませんが,歳はいっているけれど,病院通いするほどではない高齢猫もたくさんいるのではないでしょうか。

それでも万が一、飼い主さんが先立ってしまっても、譲渡元に帰れるシステム

飼い主に何かあったら譲渡側に戻すシステムは非常にやっかいな問題なのは理解できます。
譲渡した子が次々と戻ってきたら,どうするのか?
今でも飼い主が先立ったペットが問題になっているのも知っています。
だからこそ,門戸を開いて,ある程度の年齢の方でも安心して猫ちゃんを引き取れるシステムを作り,新たな譲渡先になってもらえばいいと思うのです。

前に猫を飼っていたこともあるし、一緒に暮らせる子がいたらと思うけど、自分も高齢になってきて、最後までお世話できるかわからないから、新しい子を迎えるのはあきらめている」という人がたくさんいるんじゃないでしょうか。

猫の譲渡会という従来の方法ではなく、ターゲットを50歳以上とかに絞って、地元のコミュニティとか、サークルとかにアピールしてはどうでしょうか。

日本人の平均寿命を考えたら,60歳,70歳の時に引き取っても,高齢猫なら猫ちゃんが先に旅立つ場合が多いと思います。
最後までお世話できないかもというのは,可能性としてはあっても,実は猫ちゃんの面倒を最後まで見られる人のほうがたくさんいるのではないでしょうか。

譲渡した猫が病気になったときに医療費を補助する方法は考えられないでしょうか

高齢猫の場合は譲渡してすぐに病気になるかもしれません。
そこは事前にしっかりと話し合って、その状況も含めて引き取っていただくしかないと思います。
譲渡直後に生死をさまよう大病にならないように、譲渡前に健康診断で確認しておくなどは必要かもしれません。
まったく方法は思いつきませんが、治療費を補助できるシステムも作れればいいですよね。

うちの愛猫も平均寿命は超えていますし,あとどれぐらい一緒にいられるのかわかりません。
50代後半の私は,共に暮らせる猫はこの子が最後だろうと思っています。
私の母は59歳で亡くなったので,私も残り数年かもしれないと思ったら,愛猫が行ってしまったとしても,とても別の猫ちゃんを引き取ることはできません。
今いる愛猫に1日でも長く生きてもらって,旅立つ時は一緒に連れて行ってほしいと思っているくらいです。

それでももし愛猫が先に行ってしまって,私が独りぼっちになってしまった時に,「残り数年だけでもいいから,あなたが先にいくことになっても,面倒みてくれる人がいるから安心して。だからそれまで一緒に暮らさない?」と言ってくれる猫がいたら,たぶん受け入れると思います。
(別れた後のことを想定で書いているだけで,勝手に罪の意識に襲われる。私と愛猫との絆は不滅です!)

坂上忍さんが千葉に作る動物の王国で、この案、実現してくれませんでしょうか。

坂上忍さん,千葉に大きな動物王国を開かれると聞きました。
テレビの「坂上どうぶつ王国」も大好きで常に拝見しいます。
保護猫のボランティア団体とのネットワークとか人脈があり,多くの猫ちゃんを受け入れる場所も,資金もあり,と思ったら,坂上さんがこのシステムを実現してくれないだろうか‥‥と真剣に思い始めています。
千葉の王国の住所を探して,お手紙を出せばいいのでしょうか。
テレビ番組にメッセージを送ったら,坂上さんに知らせてくれるでしょうか(応援メッセージに埋もれてしまいそう‥‥)。
でも,お話だけでも聞いていただいて、ご意見をいただきたい。

坂上さんになんとかお手紙をと思っていますが,このシステムを実現できる力のある人とつながるきっかけにもなるかもしれないと思い,ひとまずここで書いてみました。

コメント

  1. TERU より:

    こんばんは♪

    ご無沙汰しております。
    体調はいかがでしょうか>

    既にありますよ。そういうシステムを採用している保護団体。
    https://sippo.asahi.com/article/14362281
    1つは永年預かり制度ですね。
    所有権は保護団体なので、いざとなったら保護団体が引き取る。

    でも、如何せんまだまだ少ないですね。
    このシステム、いいと思いますよね~もっともっと広がればいいと思うけど、
    人間側が適当に、懐かない等で返却してしまうような人が増えないとは限らないので、
    ある意味、性善説?でしょうか?

    少なくとも、1県に1つくらいは欲しい所ですね。

    • ohraka より:

      TERU様,ご無沙汰しております。
      コメントありがとうございました。
      おかげさまで,私のほうの体調は落ち着いております。
      TERU様のほうはいかがですか?
      早々に梅雨明けして,暑い日が続いておりますが,猫ちゃんともどもお元気ですか。

      さてさて,本題,
      サイトのご紹介ありがとうございました。

      拝見し,「そうそうそうそう! これこそ私が思い描いたシステム!」と思いました。
      やはり実践されている団体があるんですね。
      サイトのインタビューでも保護団体に戻って来る子は意外に少ないと書かれていますし,ぜひこのシステムが全国に広がってほしいです。
      やっぱり坂上忍さん,やってくれないでしょうか‥‥。

      テレビで放送される譲渡会で引き取られた子の様子を見ると,両親と子供,時にはおじいちゃん,おばあちゃんも同居で,家族全員の真ん中に引き取られた子がいてという絵に描いたような幸せ家族がばかり紹介されていて,前々からちょっと不満だったのです。
      高齢者の人や独り暮らしの人はたぶん資格なしで断っているのだろうなと。

      確かに,性善説に基づいた考えですよね。
      自分が我が子を愛するのと同じように,他の人も猫を可愛がるはずと思って話してしまいがちですが,お世話に飽きて放置しちゃったり,さらには世の中には,虐待するために小動物をわざわざ引き取るというえげつない人たちも存在するようで,それを考えると,やはり譲渡先というのは慎重に慎重にならざるをえないですよね。
      独り暮らしより家族を選んだほうが,そういうリスクが減るのもわかります。
      そして,TERU様も私も経験しているように,高齢猫はどうしても病気になって,医療費がかかってくるので,サポート体制も整っていないと‥‥。

      難しい‥‥私にはお金も場所もないので,自分ではやれないし……。

      でも,まもなく18歳になる老猫との生活で,近い将来,愛猫か私のどっちかがいなくなる‥‥,愛猫が先立ったら私は寂しくてやりきれないし,私が先だったら愛猫の行く末が心配だし‥‥と考えたら,こういうシステムの団体が身近にあればなぁと心から思います。
      あぁ‥。

      TERU様,情報提供ありがとうございました。
      私もいろいろ探してみます。
      ありがとうございました!

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